大谷高等学校の夏期講習で「キャリアデザイン講座」を実施して頂きました!
8月18~20日にかけて、大谷高等学校(大阪市阿倍野区)の1年生の夏期講習で、みらい&アカデミーの「キャリアデザイン講座」を実施して頂きました。同プログラムを実施いただいた大谷高等学校の先生方、また、3日間、全力で取り組んで頂いた生徒の皆様、本当にありがとうございました!
大谷中学校・高等学校は、大阪市阿倍野区に校舎を構える、中高6年一貫教育を行う女子校です。「やさしく・うつくしく・かしこく」を教育方針に掲げ、「東本願寺一泊研修」、「人物探究」、「企業探究」など、特徴的な探究プログラムにも取り組んでおられます。
今回は、高校1年生(5クラス・生徒数139名)の夏期講習にて、みらい&アカデミーの「キャリアデザイン講座」を実施していただきました。同プログラムは、「中高生が、自らの価値観や強みを生かせるキャリアビジョンを描き、それを実現するための進路を設計する」ことを目的としています。
同プログラムには、下記の特徴があります。
1. 生徒が自らの「価値観」や「強み」と徹底的に向き合い、それを深く洞察・理解する(自己理解を深める)。その上で、その「価値観」や「強み」を最大限に生かせる「キャリアの方向性」を見出す
2. 「既に存在している職業の中から、自分に合いそうな職業を選ぶ」のではなく、「自分にとって最適なキャリア(最高にワクワクするキャリア)」を「ゼロベースで構想」する
大谷高校の皆さんには、「キャリアデザイン講座」のワークブック教材を活用して、3日間で計10時間をかけて取り組んで頂きました。また、みらい&アカデミーは、そのうち3時間で「オンラインLIVE授業」を実施させて頂きました。とても印象的だったのは、「生徒の皆さんの元気の良さ」。オンラインLIVE授業が始まる前から、カメラに向かって手を振ってくれるなど、とても明るく元気な生徒さんが多かったです。
3日間を通して、大きく下記の流れで、プログラムに取り組んで頂きました。
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<初日>自己の「価値観」、「強み」を分析し、それを生かせる分野や仕事を考える
<2日目>自分の価値観、強みを生かせる「新しいキャリアの可能性」を考える
<3日目>「キャリアビジョン」と「進路設計」をより具体化し、言語化する。振り返り
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3日目のオンラインLIVE授業では、それまでの2日間で取り組んできた成果を数名の方に発表して頂きました。「自分の価値観や強みを掛け合わせて、自分が最高にワクワクできるキャリアの可能性を考える」という難しいテーマでしたが、皆さん、自分の考えを、聞き手が分かりやすい形で整理して、堂々と発表されていて、本当に素晴らしかったです。
プログラムを実施して頂いた先生からは、終了後、下記の感想を頂きました。
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「高1のこのタイミングでキャリアデザインについて、考える機会を設けることができて良かったです。今回の学びがこれからの進路選択のきっかけになってくれることを切に願っております」
「みらい&アカデミーのプログラムは、きちんと順を追って考えを深化させていける点が非常に良かったです。複数クラスをこのような形で横断できたことは、今後の授業展開や行事の可能性を広げることができたと思います。非常に勉強になりました」
「ワークブックの内容は非常に良いものだったと思いますので、ファシリテーションを教員間でもっと考え、工夫することができればより効果的な授業にできると思いました」
また、生徒の皆さんからは、下記のような振り返りのコメントを頂きました。
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「自分の価値観や強みがまだよく分かっていないことに気づいたと同時に、自分についてよく知ることがキャリアを考えていく上でとても大切なのだと学びました。そして、今ある仕事にとらわれず新しい仕事を作り出すということも選択できるのだと気づきました」
「大学でどのようなことを学びたいのかをはっきりと決めて、そのことに合った大学を探して、実現のために勉強をしっかりしたいと思いました。残り少ない夏休みの間にこのことを少しずつ考えたい」
大谷高等学校1年生の皆さん、先生方、3日間、本当にありがとうございました!今回、みらい&アカデミーの「キャリアデザイン講座」で学んだことを生かして、皆さんが「最高にワクワクできるキャリア」を切り拓いて頂けるよう、みらい&アカデミーのスタッフ一同、心から願っています。